米国、2023年の日本食リコールが増加中
2023年、アメリカで日本食のリコールが増えているよ!
そうなの…?アメリカに日本食を輸出している会社は要注意だね…!
2023年、アメリカでは日本食のリコールが増えているようです。
アメリカに日本食を輸出している企業は押さえておくべきポイントかもしれません…!
米国での日本食リコールは増えている
結論、アメリカでの日本食リコール件数は「約3倍」に増えています。*2023年5月時点
では、具体的に見ていきましょう!
アメリカのFDA(Food and Drug Administration – アメリカ食品医薬品局)という機関は、リコール情報を公開しています。
ここで公開されている情報をもとに、日系企業や日系商品に関係する案件のみを抜粋してみました。
そうすると、状況はこんな感じになっています…
2023年は一気にリコール件数が増えているのがわかります。
ただし、トータルの件数はたった11件。
そうなんです、リコール件数自体はもともと多くないんですね。
ただし、注意しておきたいのがこちら…
リコール件数自体は少ないですが、リコール全体のうちの、日系商品の割合がかなり増えています…
「全体の10%のリコールが日本食ですよ」という状態にまでなっているのは注意すべきことだと感じています。
米国 日本食をリコールする理由は?
リコールが増えているはわかったけど、何に注意すればいいの…?
「なぜリコールされたのか?」がわかると見えてくるよ!
日本食のリコールが増えている状況の中で、何に注意すればよろしいでしょうか?
注意すべき点は、「なぜリコールされたのか?」がわかると見えてきます。
US FDAの情報をもとに、2023年の日本食がリコールされた理由を探ってみると…
- アレルゲン表記が正しくないから(約80%)
- ボツリヌス菌汚染の可能性があるから(約20%)
リコールされた理由は、主にこの2つでした。
特に、「アレルゲン表記が正しくない」という理由がほとんどですね。
ということは、このリコールを受けて僕たちが意識するべきなのはこの2つ…
- アレルゲンの表記が正しく書けているか再度チェックする
- ボツリヌス菌を増殖させないようにきちんと管理していく
この2つをしっかりできていれば、自社で扱う商品がリコール対象になる可能性は圧倒的に低くなりそうですね…
まとめ
ということで、アメリカの日本食リコールについて解説しました。
まとめとしては、特にこの2つ…
- アレルゲンの表記が正しく書けているか再度チェックする
- ボツリヌス菌を増殖させないようにきちんと管理していく
をしっかりしていれば、リコールされる確率が低そうですよ、ということでした。
日本食のリコールがアメリカで増えていることは、関係する企業はチェックしておいて損はないと思います。
皆様の商品がリコールされないことを祈りつつ、またアップデートがありましたら共有していきます!
今日も良い1日をお過ごしください〜!